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大量の部品からつくられている飛行機。いったいどうやってそれらの部品を接合しているのかというと、リベット(鋲)や溶接などのほか、なんと接着剤を使って組み立てられている。飛行機には大量の接着剤が使用され、その量はジャンボ機になると1トン近くにもなるという。接着剤を1トンも使用するというのも驚きだが、じつはそれでもリ23ペットなどの総重量より軽い。接着剤は軽量化に一役買っているのだ。穴を開けて結合するリベットは、どうしても穴の周囲に応力(物体の内部に作用する力)が集中してしまい、疲労によるクラック(ひび割れ)が発生することが多い。だが、接着剤で結合すると接着面全体に応力が分散されるため、そのデメリットが格段に減るのだ。また、接着剤の場合はリベット部分の疲労チェックも必要なく、部品数も減らせることから、整備、製造コストを削減できるというメリットも大きい。最近では、繊維で強化されたプラスチック複合素材(FRP)などが増えてきたこともあり、接着剤はますます重宝されているようだ。